キャリアデザイン

sugity2011-01-13

きのうおとといの研修で、将来に向けた自分のキャリアを描くための作業を行った。
手法としてはそれなりに勉強になったが、感動や新たな発見とまでいかなかった。




たぶんそれは私の悪い癖のせいかもしれない。
それは、ある程度アウトプット*1の着地点を初めから決めてしまっていたということ。
そのため、途中の作業もその着地点に到達するような修正が、無意識+意識的にされてしまっているように思う。


前に似たような研修を受けた際も、やっぱり自分が何したいかは、やる前からある程度絞られていて、似たような感覚を覚えた。


これによって、自由な発想が阻害されてしまうことや、鍵となりうるアイディアが埋もれてしまい、もう一つのゴールの可能性が失われてしまう。
ゼロベースでものごとを考えるってなかなか難しい。


ただし、このようにちょっとゆがめられてしまったキャリアデザインでも、プラスになったと思うのは、これからやろうとしていることについて、自分自身への説得が進められたということ。
たとえ説得の根拠がねじまげられていて、ちょっと怪しかったとしても、モチベーションの向上にはつながったのは間違いない。


ゆっくり考える時間が与えられ、意味付けの作業できただけでも幸運なことです。

*1:今回の場合は、これから何年間で何をやって、何年か後にはこんな分野で活躍できるようになっている。など。