認識を実験するむずかしさ

sugity2010-02-16

こないだのサインの調査で難しいなと感じたこと。




いろんなゆらぎの存在。箇条書き。

  • 見え方を保存、再現することの難しさ*1。照度計や輝度計を使って、測定・調整しても限界がある。
  • 個人の視覚能力の属性の分類。確率的に測るたびにぶれるものなので、それなりのサンプル数が欲しい。
  • サインの調査と聞いた時点で、被験者いつも以上にサインを良く見てしまう。

などなど。


調査のレポートだけを見て、同じ実験を再現することが難しい実験。というイメージ。
落しどころをどこにするか検討する必要がある。

*1:例えば、元になる色のデータ(RGBとかCMYK)が同じだとしても、PCのディスプレイの色、プロジェクターで映す色、プリンタ印刷した色はそれぞれ違うし、機器のスペックにもよる。あたる光・照明によっても大きく違って見えるという意味で。